特別な器具は使いません。とてもシンプルな着つけ方です。だからこそ骨の位置やひもの締め方などのちょっとしたコツと自分の体を知ることが大切になってきます。

手先だけでなく、ふだん使わない体の部位、腰や胸、背中、肩甲骨など体全体を使うので、血行がよくなり肩コリ、腰痛、体の歪みの改善になります。

基本的に何かを足していく補正をしないで着ていきます。

きものを着ても、普通に生活をしていれば、ワタシたちはよ～く動きます。
立ったり座ったり、ねじったり伸ばしたり。決して女優さんやモデルさんのように静止してはいません。 ここでリアルな美しさを実現するために大切になってくるのは「着心地が楽であること」と「ごく自然な感じで着崩れていくこと」です。 そのためにタオルやパッドなどの補正は極力しないで進めていきます。
＊礼装時（結婚式、成人式など）は別。

獲れたての鮮魚をさばくように手早く！潔く！リズミカルに！着つけていきます。
着つけもメリハリと鮮度が大切です。